NPO 法人全国ことばを育む会全国大会岩手大会に向けての思い

 
 岩手県ことばを育む親の会 会長 主 濱 友 子
 
 令和5年度の総会時に、全国大会岩手大会開催要請が承認されて以来、早いもので開催まで3か月を切りました。岩手県の親の会は、昭和40年に「岩手県言語障害児を持つ親の会」として結成されて60年になります。本県初の「ことばの不自由な子の教育相談会」が、釜石市で開かれ、県内から60余名の参加があり、この教育の必要性が改めて認識されました。この機に初代落合会長初め、この教育の第一人者である菊池義勝先生、関係者の皆様方のお陰で「岩手県言語障害児をもつ親の会」が結成されました。依頼、毎年、県親の会大会を開催し24回目にして、初めて平成3年に第14回全国言語障害児を持つ親の
会岩手大会を開催しています。これまで先人の方々から今日につながる多くの足跡を残してくださいましたことに感謝の気持ちで一杯です。先人のご苦労や努力があって「今」があります。私たちは、時代が変わっても、後世につなげていけるよう、一生懸命に取り組むことが大切だと感じています。
 この大会は、全国の会員が集い、共に学び語り合う場です。私達、岩手からも発信して、一人ひとりの参加者が持つ熱意と努力を最大限に活かし、素晴らしいパフォーマンスを披露できるよう全力を尽くしてまいりたいと思います。しかしながら、大会の成功には会員の皆様の協力が不可欠です。大会の円滑な運営のために、ご理解とご支援をお願い申し上げます。また、大会の成功には地域の方々のご理解も欠かせません。多くの方々のお力添えがあってこそ、大会を成功させることができます。日頃からの親の会に対するご支援に感謝の思いを伝えていくことも大切な事と考えます。
 全国大会の開催は、参加者の皆様にとって特別な瞬間となることと思います。私たちもその瞬間を共有し、共に学び、成長できることを願いつつ大会の成功に向けて会員の皆様方と力を合わせて準備を進めていきたいと思います。同時に多くの会員の方々の大会参加を期待したいと思います。
 
   
   
 
お知らせ
昨年度の活動の様子は、「歴史」から見ることができます。
親の会だより110号を発行しました。
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