岩手のことばを語る会

このページでは,岩手のことばを語る会を紹介します。
  「岩手のことばを語る会」は,きこえ・ことばの教室担当のOBの会です。
研修会の講師や親の会の活動の相談にも対応します。
 
     
活動の様子   
 
   「岩手のことばを語る会」 第13回総会・懇親会 開催
  新会長 坂本信行先生に


第13回岩手のことばを語る会 総会・懇親会
 令和5年10日29月(土) 盛岡 蕎麦処「橋本屋本店」にて

(1) 総会
 新型コロナ感染症の影響により5年ぶりの開催となった「岩手のことばをかたる会総会・懇親会」。しかし、まだ完全に収束されていないこともあり、役員を中心に案内し、日帰りの総会・懇親会という小規模な形での開催となりました。参加者は15名となりました。
 総会での活動報告では、コロナ禍で制約が多かったのですが、県難言研50周年記念事業には大きく関わることができた事などが報告されました。今後の会活動については、これまで同様、県き・こ・L研及び県親の会との連携の中で、この教育の振興に協力していくことになりました。特にも、令和7年8月に開催される「全国親の会大会」岩手大会については、語る会としても積極的に協力していくこととなりました。 また、会の文集「華鬘草第七号」の発行も決まりました。なお、菊池義勝先生が平成28年に執筆された「親の会」と「研究会」の草創期の頃の活動をとりまとめ刊行した「華鬘草−号外 折々の記 〜岩手のことば 事始め〜」をPDF版としホームページに掲載することにしました
 今回の総会では役員改選がなされ、久保四男会長の退任に伴い、新会長に坂本信行氏、副会長に梅野展和氏(県き・こ・L研副会長)、事務局次長に下村絹子氏(県き・こ・L研事務局長)が選出されました。久保四男氏と飯岡竜太郎氏(県き・こ・L研会長)は顧問に就任されました。
 向後2年間の活動の方針と新役員の承認を得て、総会が終了しました。
   
(2) 懇親会
 総会終了後の語る会懇親会は新会長の挨拶、乾杯に続き、会食・懇談に移りました。久しぶりの再会であり、参会者もさほど多くなかったことから、お酒を酌み交わしながらの懇談や近況報告で時間は瞬く間に過ぎてしまう感じでした。もう少し話したいと思う中で散会の時刻となり、来年の再会を約束してお開きとなりました。  

 


 
   坂本信行会長 あいさつ  
   この度の「岩手のことばを語る会」にて、久保四男会長の願いもあって会長の任を引き受けることになりました。よろしくお願いいたします。
 語る会はご存じのように、担任経験者の会で、会員相互の情報交換と親睦を深めることはもちろんですが、必要(要請)に応じて親の会や研究会等関係団体と連携して、ことば・きこえ・LD等の教育振興に寄与することを目的として、1999年8月8日に菊池義勝氏を会長として結成されました。
 ここ3.4年はコロナ禍で集まりを開けないでいましたが、過日久しぶりにお会いし、新会員加入の呼びかけと華鬘草の発行を決議し、来年(令和6年)総会を開くことになりましたので、ご協力の程よろしくお願いいたします。


 
   「華鬘草−号外 折々の記 〜岩手のことば 事始め〜」

 
菊池義勝先生執筆による華鬘草−号外「折々の記」をホームページに掲載することにしました。岩手県の「難言教育」及び「親の会」のあゆみが綴られています。「折々の記」のあとがきの一部を紹介します。  

 今回の「折々の記」〜岩手のことば 事始め〜 は、ことばの教室、研究会、親の会活動などの「事始め」について、この教育に関わって五十年、その時、その場に関わらせていただいた者として書き留めてみました。
 あれから数十年が経過し諸事業、行事も関係諸兄姉のご努力により、よリスムーズに、よリスマートに、より盛大に、そしてより社会ヘアピールできるものとなり多くの県民のご理解とご支援を頂いていることに感慨を覚えます。大変うれしいことです。それだけに発足時の願い、ねらい、原点に今一度思い致すことも肝要であることかなとも考えます。 −中略−
 出来るだけ古い資料を探し出し、客観的なものにしたいと心掛けました。しかし「想い出は、常に自分に都合よく…甘く〜」の格言通り、自己に甘いものとなったことを猛省いたしております。再度書き直す気力も体力も持ち合わせておりません。ご叱正覚悟で印刷物といたしましたので、お読みいただきました皆様のご賢察にご期待申し上げます。

どうぞ、クリックしてご覧ください。
華鬘草−号外 折々の記
 
   会則・役員・あゆみ  
 
 
 
   「岩手のことばを語る会」 第12回総会・懇親会 開催
  新会長 久保四男先生に


第12回岩手のことばを語る会 総会・懇親会
 
平成30年6月29日(金)30日(土)鶯宿温泉「赤い風車」にて


(1) 総会

 2年に一度開催される「岩手のことばを語る会」の総会・懇親会は、回を数えること12目回目となりました。

 総会では、過去2年間の会活動や会文集「華鬘草号外」「華鬘草第六集」の発行及び新加入の状況等の報告・承認がなされたのち、向後2年間の会の活動と役員の改選について話し合いが行われました。

 今後の会活動については、これまで同様、県難言研及び県親の会との連携の中で、この教育の振興に協力していくことになりました。今回の役員改選については若松三郎会長の退任に伴い、次期会長・副会長等について話し合いが行われ、新会長に久保四男氏、副会長に野村妙子氏、山崎伸一氏(県難言研副会長)、小原俊彦氏(県親の会事務局長)、事務局次長に森田巧氏が選出されました。若松三郎氏は顧問に就任されました。
 向後2年間の活動の方針と新役員の承認を得て、総会が終了しました。

   
 「語る会」総会の様子       会長退任の挨拶をする若松三郎氏  会長就任挨拶 久保四男氏
  
 
 




    

(2) 懇親会

 懇親会参加者26名。会員の所属は担任OB、現職担任、親の会、教育関係機関等様々です。  
 
 新会長の挨拶、乾杯に続き、会食・懇談に移りました。参会者からの近況報告では、大渡小ことばの教室開設
50周年行事への取り組みの様子や人事異動で転任となった先生の感想等、様々な話題が懇親会を盛り上げました。
 
 その後田ア豊義先生が大切に保存してきた研究会草創期の資料が久保会長に手交され、これは研究会事務局で保存していただくことにしました。

 
 この後は「ことばの教室」と
いう共通項をもつ方々の久方ぶりの再会ということもあり、話が弾み、懇親会の時間は瞬く間に過ぎていきました。懇親会終了後も話が尽きず、幹事室に移っての二次会となりました。 

  * *





 教室開設50周年行事や転任しての近況が語られます。
  





  草創期の資料の贈呈     二次会も盛況




         

                    

 
   「岩手のことばを語る会」 第11回総会・懇親会 開催
  新会長 若松三郎先生に
  
  平成28年6月11日、鶯宿温泉ニュー鶯山荘において、第11回「岩手のことばを語る会」が開かれました。
  総会の場において、発足以来、事務局長、副会長、会長代理の任に当てられた若松三郎先生が、全会一致で新会長に選出 されました。
  会には、来賓の 外山 敏 県難言研会長、主濱友子 県親の会会長はじめ、OB、現役会員など総勢27名のご参加を得 て盛大に行われました。また、懇親会、二次会などもことばの教室現担任の先生方のパワーで大いに盛り上がりました。

 
  参加者の写真
 
気仙地区「ことばの教育相談会」開催
       
   岩手のことばを語る会主催による、気仙地区の「ことばの相談会」が9月27日に開催されました。
 これは、本年5月の総会で確認された語る会の新しい目的に沿って計画された最初の「相談会」です。
 相談会は、10時から15時まで盛小学校ことばの教室を会場に開かれました。
 来談者(幼児と母親)は、4組10名(祖母、姉妹など)で、相談には、県難言研事務局・語る会事務局次長堺先生、盛小佐藤先生が当たりました。当日は、大船渡市の幼児教室担当者も応援にいらしていて、即幼児教室に紹介するという事例もありました。
 
 
   次いで「気仙地区ことばの教育を語る会」が開催されました。
 司会は、語る会津川事務局長が当たり、提言者は、盛小学校初代担任近藤均先生から、気仙地区のことばの教育のあゆみ、盛小学校ことばの教室現担任佐藤司先生から、現在の様子と課題、次いで、親の会気仙支部長櫻岡正久さんから気仙地区のことばの教育の課題などが提言されました。
 ことばの教室の担任OB、現役、そして親の会新旧役員など25名を超える方々の参加をえて、これまでのあゆみとこれからの課題、幼児教室設置等について有意義な話し合いが展開されました。
 懇親会は、会場を大船渡温泉に移して、午後5時半から20名の参加で和やかに行われ、旧交を温めたり、今後のことばの教育のあるべき方向などを熱く語り合ったりして、午後8時に終了しました。
  
 
        
  佐々木仁也気仙地区会長、佐々木信孝県親の会会長   提言者3名と司会者   
 
 
  「岩手のことばを語る会」のあゆみ
 
これまでの語る会のあゆみをダウンロードできるようにしました。
 このページの下の「あゆみ」のアイコンをクリックしてください。
 
 
 
 
  「岩手のことばを語る会」 第10回総会・懇親会

 
平成26年5月30日、第10回「岩手のことばを語る会」が開かれました。
 会場は、雫石町鶯宿温泉 ホテル「赤い風車」、参加者は25名でした。

【総会の部】
 菊池義勝会長の挨拶に続き、議長に上田敏雄先生(元二戸市石切所小きこえ)を選出して議事に入りました。
 本年度は、会則改正が大きな課題でした。これまでの「きこえ、ことばの担任OB」を中心とした「語る会」から、現役の先生方や県親の会役員も会員とする方向で会則の見直しをいたしました。
 会長に菊池義勝先生を再任し、副会長に若松三郎先生、鈴木秀悦先生、田ア豊義先生の他に、森田巧先生(県研究会副会長)、主濱友子さん(県親の会事務局長)を選出しました。
 また、新事務局長に津川哲二先生(前盛岡市立津志田小学校長)を選任しました。
 なお、顧問に、県研究会深田会長並びに県親の会佐々木会長さんにご就任いただきました。
 
 
      
 
【菊池会長挨拶(抜粋)
 これまでの、OB会員中心の懇親を主とした会から、岩手のことばにニーズをもつ子どもとその親たちのそして、時代のニーズに応えるべく、その方向での活動を行っていきたい。
 具体的には、研究会や親の会と協同しながら、岩手の子どもたちと親たちへの支援、相談会活動、各種事業への協力を積極的に展開していくことをお互いに確認したい。
 
        
 
 続いて、懇親会に移りOB会員、現役会員親の会の有志参加のもと、これまでの会の歩み、これからのあるべき方向性など諸々の話題で盛り上がりました。
 その後、二次会場を設定し夜の更けるまで語りあいました。
(会則、各地区会などについては、資料をご覧ください)
 
   
     
     
会則・役員・あゆみ  
   会則  
   役員  
   あゆみ